新入社員の普通の日記

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奥多摩 川苔谷逆川、鷹ノ巣谷
最近というかここ数ヶ月毎週のように天気予報に翻弄されている。週末の天気予報を3日前くらいからチェックして晴れを確認し計画を立てるが、前日には悪化するパターンばかりだ。期待させて落とすパターンで、まるで当たらないスロットみたいだ。今週もそのパターンで、南アルプスへ行く予定だったが、気象庁は信頼度Aで最初曇り時々晴れを予想しておきながら、前々日に一転曇り後雨を予報してきた。そして、泣く泣く、代打の奥多摩の登場となった!

土日で2つの沢へ行く予定を立て、実行した。泊まりは日原の林道に駐車しての車中泊。1日目は川苔谷逆川、2日目は鷹ノ巣谷だ。いずれも有名な沢で一度は行こうと前から検討していた。

まず1日目の川苔谷逆川。

直前の予報通り午前中は快晴だった。奥多摩らしい景色だと思う。


川苔林道ゲートはしまっていたので、車はこの先日原街道をちょっと行ったところにあった窪みにつっこんだ。


奥秩父と同様苔の多い渓相だ。





事前に情報通り、小滝や釜、ゴルジュが連続した。



後で写真を見てもどの滝登ったのか思い出せないが。。。とりあえず今回は巻いたの2、3回でかなり直登できたと思う。




しかしこれだけは有名なので分かる逆川の10m大滝だ。前にパーティがいてロープつけて登っていたが、写真のように最後の人はロープなしで登っている。これを見て自分もロープなしで登った。ホールドもたくさんあり難しくはなかった。



登った後下を見たところ。


大滝の後もまだ大きな滝が出てくる。あんま覚えてないがこれは確か登ったと思う。



ツメを終えて登山道と合流し、川苔山へ到着した。さすが登山客がたくさんいた。それにしても、群馬の山には年配の方が多いが、奥多摩の山には若い年齢層の登山客が多いのはなぜだろうか…?


百尋の滝に立ち寄る。以前来たことあったが、やっぱ素晴らしい滝だ。これは癒される。


カモシカもいた。初めて見た!


無事下山し、日原鍾乳洞近くの林道に車を停めて、薪集めをし、以前先輩に学んだように焚き火を実践する。着火剤で簡単に燃やすことができた。やっぱ焚き火は良い。


夜は雨が降ったが、ラジオの天気予報では日曜は昼前から雨が降るということ。朝起きて雨が降っていたら鷹ノ巣谷を中止で、曇りだったら決行することにして車の中で寝た。

予報通り曇りだったのでかなり早めの5時過ぎには駐車場を出発した。鷹ノ巣山への登山道から沢に降りて入渓した。


鷹ノ巣谷は一言で言うと逆川と同じ感じだった。小滝と釜が連続した。






そして、逆川と同様に大滝を持つ。これも右側から簡単に登れた。


登った後に下を見た。


逆川と同様、大滝を過ぎてもまだ大きな滝が出てくる。これはどうしたかなあ…?逆川と記憶が被ってよく分からん!



唯一逆川と大きく異なるのは、ツメの面倒なことだった。うざい藪漕ぎとガレた急登だった。


今にも雨が降りだしそうな天気で山頂に着く。川苔山同様、登山客がたくさんいた。そして若い年齢層の登山客が多かった。


下山は稲村岩尾根登山道で素晴らしく整備されていた。しかし、これに油断し、沢にかかる橋で1m滑落してしまった…その後も何度かこける。沢で滑落しなかったのは良かったが、なんか情けなかった。

今回は奥多摩の代表的な?沢を2本登ったが、良いトレーニングとなった。他にもたくさん良さげな沢たくさんあるので、代替として利用させてもらおうと思った。



帰りに前から行こうと思っていた、デカ盛の店へ寄った。モツ煮定食を食う。写真のようにごはんは山盛りだ。後ろの味噌汁が隠れてしまっている。こんなデカ盛の定食でも15分くらいで完食してしまった自分はどんだけ食いしん坊なんだろうと、改めて客観的に感心してしまった。。。いつでも腹ペコなので、もうちょっと食欲を抑えたいなと思った。

東黒沢〜ナルミズ沢
8月22日に東黒沢〜ナルミズ沢を遡行してきた。このルートは超有名?であるのでかなり期待して臨んだ。事前に天気予報をじっくり見て晴れの日を狙った。22日は微妙だったが23日の晴れを期待した。21日夜出発して土合橋で車中泊、夜は雨が降っていた。朝起きて食パンを食って、6時前に出発した。

東黒沢、ナメが本当綺麗!しかし天気は良くない。



これは有名なハナゲノ滝。傾斜はゆるやかだが滑るので注意して登った。


白毛門沢出合を過ぎ、ナメの連続。ここらへん晴れていればもっと良い写真が撮れるのではないかと思いながら進んだ。



滝もちょこちょこあるが登ったり巻いたりだった。とりあえず滑る!



一旦白毛門の東側尾根の鞍部まで東黒沢をつめ、そこからウツボギ沢を下る。それからナルミズ沢と出合う。ナルミズ沢はエメラルドグリーンの釜を持つ滝やゴルジュが連続し、素晴らしく綺麗だった。特に岩肌がこれまで見てきた沢とは違い、磨かれた感じでツヤツヤしていた。


登攀中の先行者。確保してもらってうらやましいなあと思いながら、自分は巻きに巻いて先を進んだ。


ずっと釜をもった滝が続く。だいたい巻いたが、釜を泳いで渡ろうと試みるが、殆どかなづちの自分は溺れかけた…ザックも邪魔だし、ちょっと今度泳ぎ練習しようかなと思ってしまった。





ここらへんで幕営しようと考えていたが、まだ10時過ぎ…あれ?このまま先へ進むことにした。




これは有名な魚止めの滝。事前情報とおり、右側から簡単に登れた。


だんだん目の前に大烏帽子山あたりのピークが見えてくる、圧巻だ。沢だけでも綺麗なのに、こんなピークまで見えるとなんとも感動的景観だ。天気も良くなってきた。




だんだん稜線に近づいてきて、水量も少なくなってきた。沢は黒い苔が着き、相変わらずツヤツヤし、それにバックに見える緑の草原!この組み合わせは素晴らしすぎる。さすが有名なだけあると思った。なんか観光気分になった。




ここらへんで幕営しようかと思ったが、時計を見るとまだ12時半くらい…途中道間違えたりゆっくりしたつもりだったが、異様に早かったみたいだ。こんな時間に幕営しても1人で暇だしなあ、まだ体力あるしなあと考え、このまま下山することにした。


すごい、すごすぎる、この景観。この天気でも十分だが、雲ひとつないこの草原を見るためにこの時点でもう一度こようと誓った。「天国へ続く〜」とか言われるだけあると思う。





ひたすら笹薮をこいでジャンクションピークへ向かう。この山塊、稜線が本当綺麗だ。


登山道と合流した。谷川連峰が綺麗に見える。


朝日岳へ続く木道。天気が良い!


朝日岳から笠が岳方面を見る。前に来たことあるが、相変わらず綺麗な稜線だ。



白毛門から下る途中で見上げた白毛門。あの岩が特徴あり、見上げる景観が大好きだ。


5時過ぎに土合橋の駐車場に到着した。何張もテントがあり、みんなそこをベースキャンプにして沢へ行くのかなと思った。今回はできるだけ1泊して焚き火をしたかったが、せっかちな自分には有り余った時間がもったいなかったので日帰りになってしまった。なんか残念な気がするので、また別の機会に来たいなと思った。今回の沢は、ここへ来るともう他の沢へ行けないと思うくらい、素晴らしかった。ナルミズ沢のように樹林帯の中でなく開けた沢へまた行きたいと思うので、そういう沢の情報収集を今後していこうと思った。


ちなみに、前回の沢奥秩父 大荒川谷の記事もアップした。
大荒川谷
 秩父の大荒川谷へ8月15日、16日へ会の先輩と行ってきた。大荒川谷は秩父の川又集落にある入川渓谷観光釣り場から出発して、入川、金山沢、大荒川谷と遡行して破風山あたりにつきあげるロングルートな沢だ。しかもさらにここからコースタイム6時間くらいかけて川又まで下るので体力勝負だ。

入川は水量多く、ゴルジュの通過が大変そうということで登山道を使って省略し、金山沢出合から遡行開始した。

遡行開始したあたり。


鹿が死んでいてびっくりした!





これが今回の沢で有名な?ゴンザの滝だ。


小荒川谷出合の滝。ここで幕営とした。



初めての焚き火。なかなか火がつかず、先輩の試行錯誤の末、ようやく着いた!これは本当に嬉しかった。焚き火は体が暖まり、目の前にいると不思議と心地よかった。沢でやる焚き火は最高であることが分かった。今後は自分で積極的に焚き火を実践していこうと思った。



2日目スタート。特に難しい滝はなく適当に直登と巻きを組み合わせながらどんどん進む。先輩が、「秩父は東沢の方は綺麗だが、こっちの方は汚い」と言ったが、その通りで樹林帯の中で暗いし苔とか倒木多いのでなんか汚い。自分としてはそういう秩父の雰囲気が逆に好きだ。





稜線に出た。ここは2度ほど通ったことあるがやっぱいい。この枯れ木は秩父独特の景観だと思う。


雁坂峠。あいかわらず独特の雰囲気を出しており、綺麗だった。ここで休憩したが、本当気持ち良かった。


雁坂小屋は主人不在で無人小屋と化していた。雰囲気良く、泊まりたいなあと思った。


今回はロングルートで特に2日目は朝6時出発で5時下山と長く、自分がルート設定したため、同行してくれた先輩には申し訳なかった。やっぱ人と行く時はアプローチの良いルートを選ぶべきだと思った。あと、 奥秩父の独特の雰囲気が好きなので今後も色々行ってみようと思った。