新入社員の普通の日記

新入社員の日記
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小坂志川本流、熊倉沢左俣西沢
土日で小坂志川本流と熊倉沢左俣西沢の2本を沢登りしてきた。この2本はいずれも南秋川渓谷に位置しており入渓地点も隣同士の林道で、簡単に登れそうということで車中泊で2本登ることにした。

沢登りはこれまで秩父の釜の沢に行ったのみで今回ひとりというのは若干の不安はあった。

まずは小坂志川本流。小滝や小さいゴルジュがたくさんあったので結構練習になった。釜の沢で景観の素晴らしさに感動していたので、それと比べるとコンパクトさに普通の沢はこんなもんかなと感じた。









最後は緩んだ土の急斜面をへばりつきながら登り、連行山に到着。天気は良かった。


この沢では、ヒヤリハットが2件あった!1件目は、滝を巻くときに雨でずぶずぶの斜面をトラバースしているときに、ずりっと2、3mくらい滑ってしまった。そのまま落ちていたら地面にたたきつけられていたかもしれない。。。もう1件は、2mくらいの滝を登ろうとして足を滑らして釜にドボンしてしまった。いずれも擦り傷程度で済んだが、沢は危険がいたるところに潜んでいることを学んだ。次に生かすべきヒヤリハットだった。


連行山を下山し、熊倉沢沿いの林道へ移動。ちょうど良いスペースをみつけ、車中泊。これが静かなところで、水場はそばにあるし、快適に眠れた!この車中泊で土日に2本の沢スタイルは今後ともかなり活用していく思われる。


早く目が覚め、準備して朝5時過ぎくらいに出発。
昨日よりもさらにコンパクトな感じの沢だった。レンズが終始曇っていたためか、写真がうまく撮れてなかった。沢での写真は難しい。


一箇所大丈夫かなという場面もあった。ある滝を直登したとき、結構ぎりぎり登れた感じだった。確保していないので落ちたら怪我をしていただろう。巻くか登るかの判断力を養うことは今後重要だろうと思った。

熊倉山に到着。関東ふれあいの道というのは本当綺麗に整備されているなと思った。


山頂からの展望も良かった。



今回は土日で2本の沢に登った。楽しかった!沢は無数にあるが季節ものなので、この時期どんどん登っていこうと思った。

足尾山塊縦走(松木沢〜庚申山〜中倉山)
  今回3連休に有休1日つけて北アルプス縦走を予定していたが、残念ながら天気予報が悪く延期した。梅雨明けを発表しておきながら、期待させやがって…

そこで前から行こうと思っていた車で下道2時間くらいの近場の山へテント1泊で行ってきた。近場の山とは足尾鉱毒事件で有名な足尾銅山の山々である。その影響かここら辺の山々は禿山が多い。それがまた独特の景観を見せてくれている。

今回歩いたルートは、
1日目:銅親水公園〜松木沢〜国境平〜皇海山〜鋸山〜庚申山頂(幕営)
2日目:庚申山頂〜沢入山〜中倉山〜銅親水公園

マニアックなルートなので、0ではないが殆ど歩く人はいないだろう。ただ、この中でも100名山の皇海山あたりは物凄い数の登山者がいた。実際それ以外のルートでは1組のパーティにしか会わなかった。

今回の日記は写真多すぎかも。。。

出発した足尾の公園付近で撮った。この時は結構天気良かった。植生は再生してきているらしいが、緑はやはり薄い。


ここら辺はずっと工事しているが何のためかよく分からん。植生か、治水か?


松木沢へ続く道。天気良く、足尾の山々が独特の景観を出していた。


そしてこれは有名な?ジャンダルム。グランドキャニオンを彷彿とさせ、見事だった。下手すると槍穂の景観より良いのではないか!?これを見れただけでも来て良かったと思えた。クライミングのルートがあるのでいつかは行きたい。


松木沢は最初は林道、それから沢歩きをする。軽量化のためVANSの水陸両用のボロ靴で歩いたが薄っぺらく歩きにくかったので、沢靴を持参すれば良かったと思った。


沢歩きが終わると急登を行き、国境平という笹原に出る。

皇海山や日光の山々が見える。そんな中うざい笹ヤブを漕いで登る。かなりの急登だった。

そして、皇海山に到着。山頂にはこれまでとはうって変わってたくさん人がいた。 さすが百名山というブランドを持っているだけはある。


ちょっと休憩して先を急ぐ。そこからは稜線に沿って鋸山へ達し、その後いくつものピークを経由しアップダウンを繰り返しながら庚申山へ向かった。岩場的な箇所もあるが綺麗に鎖やはしごを整備してくれている。ヤブもあるが、前回来た時より刈られていて、最近このルートは人気なのかなあなんて考えた。天気予報通り、昼過ぎだんだん雲が多くなってきた。


庚申山へ着いて山頂にテントを張って寝た。鹿の鳴き声がうるさかった!耳栓により改善された。


2日目は想定外の曇りで今にも雨が降りそうな天気だった。。。また天気予報にやられた!予定している下山ルートはヤブ漕ぎが多くなるので雨が降ると不快だなあ、エスケープルートにしようかなあ、でもせっかく来たしなあ、と悩む。

しかしこんな景色を悩みながら眺めていたら、体がヤブルートへ向いていた。

ヤブはうざかった。背の高いヤブと低いヤブがあり、もちろん高い方がうざい。しかも雨が降り出した。あるかないかの踏み跡を辿った。ひたすら漕いだ。違う尾根に踏み込まないよう、何度も地図とコンパスで確認しながら進んだ。それでも間違うのだが…
鹿か人間の足跡が結構あり助かった。


そして、最後のピーク中倉山へ至る。冬にもきた山だ。ここまでくると立派な?標識が立っている。


このルートは今回はガスっていたが、晴れていたらとんでもなく素晴らしい景色を見せてくれるだとろうと思われた。なぜなら、ルートは360度眺望の効く笹で覆われた稜線上で、足尾や日光の山々を見渡せるだろうからだ。リベンジを誓いながら下山した。

今回の山行では、沢歩き、藪漕ぎ、岩稜歩きなど色々楽しめた。近場にこんな素晴らしい山々があることは幸せなことだと感じた。もっと多くの人にこの山域を歩いてもらい素晴らしさを感じてほしいなあとも思った。

野反湖
ふらっと野反湖へ行ってきた。ここは群馬県にある人工の湖であるが、アクセスが悪いためか俗化しておらず素晴らしい景観が楽しめる。初めて行って虜になって以来毎年訪れている。今回はノゾリキスゲの開花時期に合わせて行ったが、ほぼどんぴしゃだった。天気がイマイチではあったが、一瞬のぞかせた晴れ間と湖とキスゲの花のコンビネーションは、どっかヨーロッパのお花畑にいるかのような気分にさせてくれた。



ノゾリキスゲの花。


アザミの花。




一瞬晴れて素晴らしく綺麗だった。







キスゲが咲き乱れていた。





キャンプ場のバンガローで贅沢な1泊を過ごした。人があまりいないため静かな夜を過ごすことができた。いや〜やっぱいいところだ。また来年も訪れようと思った。

雲南省旅行と大理蒼山登山
中国の雲南省へ旅行へ行った。観光した街は主に、麗江、香格里拉(シャングリラ)、大理の3つ。いずれの街も古城という、古い街並みが残されたり再現されたりしており、それがすごい綺麗だった。また、古城とそれを取り囲む山々の景観と相まって素晴らしい景観が作り出されていた。そのうち、大理ではバックに構える蒼山という山へ登った。

麗江の街並み。世界遺産に登録されている。



麗江の古城から少し先の束河古鎮という街。雲が低くて綺麗だ。


道端で売っているちょっとした食べ物。どれも美味すぎて食いまくってしまった。


麗江の夜景。


麗江から見える玉龍雪山(標高5596m)。山容はかっこよい。



次は香格里拉(シャングリラ)。この街が3つの中で一番気に入った。チベット系の建物、四方に見える山々、低い雲、素朴な人々など魅力がたくさんあった。







周りにあるちょっとした丘へ登ると、タルチョ(旗)とチョルテン(仏塔)がある。その景観とそこから見下ろす街並みがなんとも美しい。




チベットらしい建物は素晴らしく綺麗だった。





そして、次は大理。ここも古城があり、特に門や塔の建築物が立派だった。





この街のバックには19の4000m級のピークを持つ蒼山がどんと構えている。今回はこの山に登らせてもらった。事前に日本でネットで検索して情報収集し、Googleで地形図を入手して臨んだ。目的地は、大理古城(2000m)→馬龍峰(4122m)だ。

まず1日かけて偵察を行った。
ロープウェイまたは乗馬で、大理古城(2000m)から2600m地点(ロープウェイ終点)まで登れるがお金もったいないし運動もしたかったので歩いて登れるか確認した。地図で確認しながら現場に行ってみると立派な石段と登山道があり2600m地点まで歩いていけた。そして、その先に登山道があるかじっくり確認しながら歩いたところ、あった!

馬龍峰へ至る途中にある池の名前が書いてある。これで明日は安心だ。

大理古城で行動食を買いこんで出発した。飴、チョコパイ、ウェハース、クッキーこれだけあれば大丈夫だろう。ちなみにこれ全部で日本円で180円くらいという破格だ。中国物価安すぎる。


朝6時に大理古城を出発し、2600mあたりまで登る。それから昨日確認していたところから登山道に取り付く。予想以上に立派な道だった。ちょうど西沢渓谷から甲武信ヶ岳を登っている感覚だった。10分に100mくらいのペースで順調に高度を稼いだ。

これは山腹から見た景色。


標高3000m後半にさしかかってくるとガスってきた。ちょっと先が思いやられながらも立派な登山道があるのでそのまま進んだ。しかしここら辺はガスがなかったら一面の素晴らしいお花畑が期待できた。いろんな種類の高山植物が満開だった。




池が見えてきた。


立派な案内板がある。しかし、ここからどっちに進んでいいのやら分からないくらいガスっていた。地図とコンパスで方向を合わせ、とりあえず先を進んだ。



視界5mくらいだし、踏み跡ないし(実は登山道を外れていた)、撤退かなと考えながらもあと少しと粘って登った。すると、コルに出て立派な分岐を示す道標に出会った。やった!と思ったがあと「3km」の文字を見て落胆した…3kmってどのくらいかかるんだ!?と思った。


とりあえずここからひと登りしたところの19のうちの1つのピーク4097mを踏んだ。


そして、またさっきの分岐の道標のところへ戻り3km先の目的地を目指して進んだ。しかし、ここからが大変だった。先はほとんど見えないし、いきなり踏み跡ほとんどなくなるし、風強いし、岩場が現れてくるしでなかなか距離を稼げない。このルートは槍穂の縦走のような感覚だった。

下山時に道に迷わぬよう覚えながら、尾根を外さぬようべったりくっついて歩いた。こういう歩きは最近行っていた藪山の痩せ尾根歩きの経験が役に立った。

登ったり下ったりを繰り返しながら、目的のピークを捜し求めた。しかしみつからない。それでも歩いていると、際立った岩稜ピークに出会った。山頂か!?と期待して、確保してほしいなあと思いながらもなんとか岩を登った。

しかし、残念…
登り終えると目印なにもないし、その先にも下りらしき尾根が続いていた。
ここで撤退を決めた。4070m。


来た道を慎重に戻る。絶対稜線を外さないように慎重に。しかし相変わらず視界が悪い。


なんとかさっきの池まで戻ってきて、あとは快適な登山道を一気に標高差2000mくらいを下った。そして街が見えるあたりまできてほっとした。


今回残念ながら撤退となったが、計画段階でちょっとコースが長すぎたかなと思った。4000mあたりでのまさか3kmの稜線歩きがあるのにはびっくりだった。Googleの地形図で確認していた目的地のピークが間違っていたように思ったし。まあ4097mピーク1つだけでも踏めたので良かったとは思う。そういえば今回は高山病は来なかったので、それを経験するためにもとりあえず次は5000m越えを目指す。年末にヒマラヤへトレッキングだ!

大理を後にして広州を経由して日本へ帰る。

死んでいる!?かと思ったが寝返りを打っていた。

夜の広州駅。


中国旅行は街や山の景観が自分の求めているものにマッチしているのでやめられない。特に今回はチベット系の文化に興味を惹かれた。次はチベット人が多い土地へ行こうと思う。

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